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沼津市民大学受講しました(第1回 ヤマザキマリさん) 

 いよいよ沼津市民大学がはじまりました。これから9月まで全9回の講演会です。約400名入る会場は満席でした。

今回はその第1回目で、講師は大人気漫画「テルマエ・ロマエ」の著者ヤマザキマリさんです。

講演タイトルは「私をつくる世界の広さと歴史の深さ」です。

ヤマザキさんは現在イタリア在住で、エジプト、シリア、ポルトガル、米国にも在住経験があるとのことです。

90分間の講演でしたが、ストレートでさっぱりした語り口で、これまでの苦労と自信に裏付けられた、芯強さみたいなものを感じました。

では、早速その内容を紹介します。

1.比較文化

14歳年下のイタリア人のご主人を持ち、またいろいろな国での日々の生活の中で感じたことを、”漫画”を通じて、”文化を比較”する、というスタイルをつくり、それが「テルマエ・ロマエ」という形で一気に花が開きました。しかしここに行きつくまでの道のりは長く、まさに展開型人生だと私は感じました。

2.展開型人生

”展開型人生”という言葉は、最近読んだ「組織にいながら、自由に働く」という本で私が知った言葉です。

「人には目標達成型と展開型の2タイプがある」
展開型は、ゴールやプロセスをあらかじめ計画せず流れに任せてすすんでいくタイプのことである。 
                   「組織にいながら、自由に働く」/仲山進也著

私はこれまで会社生活では、”目標を持ち計画を立てて着実に実行する目標達成型” を当然のように求められてきましたが、違和感を感じており、展開型があることを知って、”なーんだ、これでもいいんだ”、と気持ちがとても楽になりました。

ヤマザキさんは幼少期を振り返り、”小さい頃から、壁など白いところを見つけると絵を描かずにはいられなかった。これは好き嫌いではなくそういう性質だった” とおっしゃていました。でも絵では食べていけないよ、と言いたかった母親が渡した「フランダース犬」を読んでヤマザキさんは ”狭い田舎に居続けるのではなく、どんどん新しい場所に移動しながら触発されることが大切なんだ” だと感じたそうです。さすがですね~。

そして14歳の時に一人でフランスとドイツを旅し、運命的な出会いもあり、17歳でイタリアに渡って油絵を学び、古代ローマ史に興味を持ち、そしてポンペイで公衆浴場と出会い、「テルマエ・ロマエ」につながったそうです。

 ”いろいろ試してみることに無駄はない。失敗してなんぼ” とおっしゃる姿がとても印象的でした。まさに展開型の真髄ですね。

ヤマザキマリさんが「世界の広さと歴史の深さ」をどのようにして身につけたか、その一端を知ることができ、とても興味深い講演でした。

ありがとうございました。